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徹底節約ライフ
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[2003.1] 料金プランの見直し 電気料金には「料金プラン」というものがあります。これは携帯電話の料金プ ランと同様に利用する分に見合ったをプランをあらかじめ契約しておきます。 ちなみに家庭内全体の電気消費量が契約している電気プランを超えたときに、 主電ブレーカーが落ちます。突然起きた経験した方も多いことでしょう。 それを避けるために、だいたいの家庭は30A〜50A(アンペア)の契約を している家庭がほとんどではないでしょうか。 まず料金プランと基本料金は以下の通りです。(2004.1月現在) 契約電流 20A 520.00 契約電流 30A 780.00 契約電流 40A 1,040.00 契約電流 50A 1,300.00 契約電流 60A 1,560.00
【キーワード】 A(アンペア)
契約電流のA(アンペアと読みます)は、利用できる電気の最大量のことです。

アンペアの計算式は次の式になります。(一般家庭100V契約の時)
電力W(ワット) ÷ 100 = A(アンペア)

例えば1000Wのドライヤーの場合、10Aとなります。
契約電流20Aの家庭でこのドライヤー2台を利用すると、契約電流と同じになり、
さらに何か電気製品を使おうとするとブレーカーが落ちてしまいます。
経験した方も多いのではないでしょうか。
ちなみに2003年1月の中旬まで、まるけんの家では「40A」を契約でした。 このアンペア数は家を建てたときに元々設定されたものですが、これは妥当だ と思いました。それを証明するために適切な契約電流を試算してみます。 まず、普通に生活しているときに、家庭内の製品をフルに利用するときの家全 体のアンペア数の合計を計算します。 炊飯器1200W +ドライヤー1200W +テレビ100W*3台 +こたつorエアコン600W +その他冷蔵庫、電話などの仮算出値の合計300W +家庭内の待機時電力の合計試算100W おおまかなところもありますが、合計3700Wになりました。 その結果、37A以上の契約が必要になるため、40Aはまるけんの家では妥当な 契約と判断することができます。 ※プロの方のために補足します。このページで紹介している数式は、初心者の 方にも理解していただけるように、式や数字をできるかぎり簡略化しています。 さらに複雑な力率や各損失の計算も省いています。ご了承ください。
[2003.1] 料金プランの見直し 料金プランには上に紹介した通り、契約電流による契約以外にもプランがあり ますが、契約電流だけではなく、「利用する時間帯で料金が変動するプラン」 も実は存在はします。 このプランは”深夜帯”が昼間に比べて60%以上お得になるプランで、深夜がか なりお得になる分、昼間の電気代は普通のプランに比べて若干上乗せされます。 利用用途としては、電気温水器やマイコン機器を利用している家庭で特にお得 なプランで、昼間帯に利用する一般的な家庭では逆に高くなる可能性もあります。 電力会社によって深夜プランの割引率や時間帯は異なりますが、深夜帯とは午 後11時から翌朝7時までの8時間がその割引時間帯にあたります。
[2003.1] 深夜割引プラン導入の壁 深夜割引プランの導入には、リスクがあります。 深夜時間帯がお得になる分、お昼〜夜間までの時間帯が割高になります。 つまり、家庭によってはお得になる場合もあれば、損をしてしまう場合もあり、 導入してみないとわからない部分が大半です。 さて、まるけんの家ではどうでしょうか・・・。こればかりは正直なところ、 わかりません。深夜に動いている家電製品がどれにあたり、その家電がどの程 度の電気を消費しているのか想定もできません。困りました。。。 ただ、上にも紹介したように平成14年度の年間の実績データでは冬場に大きく 電気代が上昇しているのがわかります。つまり冬場に利用する機器はなにかを 突き止めれば解決の糸口が少しは見つかるような気がしてきました。 [検討結果] ヒーター、こたつ、乾燥機、電気毛布  こんなところでしょうか。 その結果、利用している時間帯は深夜に使うものがほとんどと推定されました。 よって、深夜プランへ変更するメリットが多少見えてきた半面、夏場は逆に例 年よりも高く請求される可能性もこの時点では否定できません。 しかし、とにかく冬場の電気代を下げたいそんな一心から、思ったら次の日には、 電力会社に深夜帯割引プランへの変更を申し込みました。 そして10日後にはプランの変更工事を行うことになりました。 深夜帯割引プランは、一般的な電力量計とは違って昼間と深夜の電気量を別に カウントするような時計を持ったデジタルマイコン電力量計の変更工事が必要 になります。 工事量は無料ですが、工事に来ていただいた方に「このプランは1年間は変更 できません。電気代が下がる人もいれば高くなってしまう人もいるから気をつ けて」と念を押されましたが、もう後の祭りです。気持ちは変わりません。 電気代をなんとしてでも下げたいから。
[2003.2] 深夜帯プランで得する計算は? 昼間と深夜にどの程度の割合で利用すれば、深夜帯プランのほうがお得になる のでしょぅか。試算することにしました。 幸いなことに自分が契約している電力会社のホームページには、電気料金の試 算をオンラインで確認できるサイトがありましたので、簡単に分析できました。 そのページを利用して、過去2年分のまるけんの家のデータから考えられるパ ターンで試した結果、全体の電力量の約30%以上が深夜帯であれば、一般的な プランよりも1円でもお得になる計算が出ました。 (算出条件/深夜11時〜翌朝7時までが深夜帯タイムが、昼間に比べて1/3の 電気代の場合で、月平均400kWh以上の電力消費がある場合で算出。) しかしながら実際に、一日のうち家族が生活している時間帯から考えて、一日 の電力量の30%近い電力が深夜帯で消費されているとは、この時点でははっきり した状況はわかりませんでした。
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